HK416A5 VFCから電動ガンが来年登場
先日台湾で行われたエアソフトイベント、MOA(Military Outdoor Airsoft Exhibision)においてVFCが多くの新製品を発表した。中でも注目を浴びているのは、ガスブローバックで既に人気を得ているHK416A5とMP7A1の2機種の電動ガン化ではないだろうか。
VFCのHK416A5ガスブロは2017年に発表、2018年に発売されたことが記憶に新しいが、遂に2019年は電動ガン化となる。
HK416Dなどは既に各社から電動ガン化され定番化してきているが、HK416A5は電動ガンでは製品と言う形ではまだ世に出ていなかったため、待ちに待っていたという人は多いことだろう。
しかも、外観のリアルさで定評のあるVFC製なだけに期待も高まる。
実銃においてのHK416A5とは?
2012年のアメリカ軍次期カービンのコンペにトライアルするためにHK416A4を元にG28DMRの特徴を取り入れたモデル。
特殊部隊などで既に実績のあったHK416のサブタイプとして臨むも、残念ながらアメリカ軍による全面的な採用には至らなかった。
K416の後ろにA〇で記載される多くのサブタイプの中、HK416A5は唯一型式番号として明確にされるモデルであり、各種バレル長によって更に細かくタイプが別れる。セレクターやマグキャッチ、ボルトキャッチがアンビ化されるほか、コンパクトになったストックが採用されるなど、現代的な改修もされている。
実績としてはドイツ軍での16.5インチの制式採用の他、ドイツ政府機関でも14.5インチ、11インチの2タイプが採用されている。
HK416A5は今年のガスブローバック化も話題となったモデルであり、今回の電動ガン化も巷では大きく関心を寄せられるニュースとなっている。HK416自体がエアソフト界でも人気の高いモデルであり、こういったバリエーションの追加は更なるHK416人気を呼びそうだ。